グーグルの翻訳精度が大幅に上がって凄くなった
先日こういう記事を書きましたが、
グーグルの翻訳性能が改善されたそうです。
グーグル翻訳の精度が上がったと聞いて試してみたけど、確かに物凄く読み易くなってる。そして関ヶ原に米軍が参加するという謎展開も作ってくれた pic.twitter.com/tRKjuCmP76
— 石田三成 (@zibumitunari) 2016年11月11日
どれくらい賢くなったのか?
確認してみました。
自分なりに検証
「讃岐うどん」に関連した英語例文の一覧 - Weblio英語例文検索
というサイトの
という文章をグーグルの翻訳にかけると
ほぼ例文と同じです。
ネットに落ちている情報からコピペして学習しているのでしょうか。
今度は競馬(JRA)の外国人向けの案内文です。
原文
フランス語や中国語のページはありますが、日本語でのページはありません。
翻訳
昔と比べればかなり解りやすくなっています。
また、一箇所だけ「競輪場」となっている点も注目です。
入力された文章だけで判断してないのだと思います。
最後は僕の専門分野の一つであるアメリカのNASCARのサイトを訳してみました。
うーん(´・ω・`)
こちらはビックリするくらい、以前と何も変わっていません。
正しくは以下のような訳となりますが、99.99%の日本人が何を言っているのか解らないはずなので読み飛ばして結構です。
『この日曜日にNASCARのチェイスにおける8人で争うラウンドの最終戦が行われますが、何人かのドライバーは死に物狂いで走る事になるでしょう。16人にチャンピオンの望みがあったチェイスも、ここフェニックスで4人に絞られます。
チャンピオンシップが行われるホームステッドに進める4人の内2人の枠は既に埋まっていて、テキサスで派手な勝ち方をしたカールエドワーズと、もう一人はジミージョンソンです。
フェニックスでは残された2つの椅子を6人で争う形となりますが、その内4人は2点差以内の間隔にひしめいていています。
ハービックはその4人からは離されていますが、フェニックスで勝つ可能性が最も高いドライバーです。』
これはNASCARにおけるチェイスというシステムを知らなければ、英→英でも理解しにくい文章です。
アメリカではメジャーなスポーツなので、機械学習的に「チェイスシステム」を把握する事は可能なはずですが、日本語での情報が0に近いモノはやはり翻訳不可能みたいです。
海外の情報も仕入れる事が可能に
日常レベルの翻訳なら、ほぼ出来るようになっています。
流石世界のグーグルです。
翻訳の精度が上がれば英語のサイトから情報を仕入れるのが簡単になります。
そういう意味ではインターネットの閲覧の幅が広がるでしょう。
逆に日本語でブログを書いても他国の人に読まれる可能性があるわけです。
WWEの船木やカプスの川崎や古坂大魔王がデタラメ英語でアメリカ人を笑わせましたが、日本語で外人を笑わせられる日もやって来るかもしれません。
そういう意味で「何がウケるか」本当に分かりにくい世の中になると思います。