子どもに勉強をさせるには
昨日こういうツイートを見ました。
— ♭♭ゅ (@OuO_ui) 2016年10月2日
相変わらずムカつく顔ですが、確かに正論です。
ゲームを規制しても勉強をするわけではありません。
子どもに勉強をさせるには
「何故勉強が必要なのか?」を教えて子どもに納得させる必要があります。
しかし、それを上手く説明している親や教師を見たことが無いです。
昔は塾の講師・児童相談所の臨時職員・子ども電話相談員など子どもに関わるアルバイトを多くやって来ましたが、勉強する子どもは概ね「テストでいい順位を取ること」をモチベーションにして頑張っています。
一方で勉強しない子はそういうモチベーションがありません。
子どもというのは承認欲求が強いです。
勉強をしてテストでいい順位を取ることにより、承認要求を満たされます。
一方でゲームもクリアする事により、承認要求が満たされます。
勉強もゲームも本質的には似たようなものです。
ただ、勉強やスポーツは相手あっての事ですから、頑張っても順位が低い事があります。
ゲームは基本的に誰でもクリアする事が可能です。
その違いが大きいと思います。
更に勉強はゲームと違って「目に見える成果」がその場で出ません。
大半の子どもはゲームの方が面白いと感じるわけです。
義務教育に必要な勉強量
社会人になって、家に帰ってまで仕事をする人は無能だと言われます。
子どもだって、学校の中できちんと勉強をすれば、家では好きな事をやればいいのです。
本来は宿題や塾なんて必要ありません。
それらに追われる子どもは、ブラック企業に就職してしまった若者と同じだと言えます。
義務教育は高等教育や大学教育と違って、『生きていくのに最低限の知識を身につける』事が目標です。
しかし、学習塾では高校入試へ向けて複雑な問題を解いています。
それは人生において無駄な時間だと思うのです。
もちろん勉強しか芸がない子どもなら、それでいいのですが、全員が全員そうではありません。
課題解決型
学校の授業もただ聞くだけでは頭の中に何も残らなかったりします。
課題解決型の学習への切り替えが必要です。
課題を与えて、解らない事があればググるか教師に聞くようにする、
そのような学習方法が理想だと思います。
実際社会人だってそうやって学びますよね。
先生が黒板に字を書き、生徒がノートに写すという授業は非効率的なのでヤメた方がいいです。
ちなみに今回の話はあくまで義務教育に焦点を当てた話です。
高等教育・大学教育は建前「自分が興味がある」ものですから、学校だろうが家だろうが心置きなく勉強に没頭して下さい。